のびしろ

AWSのELBに静的IPアドレスを設定する方法

クライアントがDNSを利用できず、IPアドレスベースでアクセスする必要がある場合、AWSのELBに静的IPアドレスを設定する必要があります。

NLBに静的IPアドレスを設定する

Network Load Balancer(NLB)とは
Network Load Balancer(NLB)は、TCPおよびUDPトラフィック用のレイヤ4ロードバランサで、AWS PrivateLinkをサポートします。

NLBは、アベイラビリティゾーン毎の静的IPを提供することができます。

ALBに静的IPアドレスを設定する

Application Load Balancer(ALB)とは
Application Load Balancer(ALB)は、レイヤ7ロードバランシングを行うフルマネージドサービスで、HTTPヘッダやメソッド、クエリ文字列、ホスト、パスベースのルーティングなどのパラメータに基づく高度なリクエストルーティング機能、TLSターミネーション、AWS Web Application Firewall(WAF)の統合などの機能をサポートします。

NLBに新たに導入されたALBタイプのターゲットグループを使うことで、ALBをNLBのターゲットとして直接登録可能となり、デイジーチェーン構成とすることで、ALB IPアドレス変更時の運用が楽になります。


NLBとALBのディジーチェーン構成による静的IPアドレス化

参考情報

この記事は Application Load Balancer-type Target Group for Network Load Balancer(記事公開日: 2021 年 09 月 28 日) を翻訳したものです。 Application Load Balancer(ALB)は、受信したトラフィックをAmazon EC2インスタンスなどの複数のターゲットにロードバランスする、フルマネージドなレイヤ7ロードバランサーサービスです。ALBは、HTTPヘッダやメソッド、クエリ文字列、ホスト、パスベースのルーティングなどのパラメータに基づく、高度なリクエストルーティング機能をサポートしています。また、ALBは、TLSターミネーショ...
Network Load BalancerのターゲットグループにApplication Load Balancerを設定す... - Amazon Web Services